最新情報

2017.11.07 活動報告
2017.09.07 東海岸熱対策に係るウガンダ共和国での活動報告
2017.03.29 JICAインターンシップ博士型に参加して
2017.03.14 ウガンダ活動報告

事業概要

酪農学園大学は、2016年9月15日、日本国際協力機構(JICA)と草の根事業パートナー型「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」実施の契約を結びました。
本プロジェクトは、ウガンダの酪農先進地帯であるムバララ県において、牛乳の質と量を向上させることを目的としています。対象はプロジェクト協力酪農家30戸で、主にムバララ県獣医事務所と本学専門家が協力して巡回検診・技術指導をします。
プロジェクト期間中に協力酪農家が集乳所6組合内で仲間の酪農家に技術伝達をすることで、プロジェクト終了後も持続的に技術が向上し、広く波及していくことを狙っています。

事業実施期間:2016年9月15日~2019年9月14日
事業経費予算:51,225千円内

ウガンダ共和国
は首都カンパラ、は活動拠点であるムバララ県)

目標

1.プロジェクト協力農家が良質な牛乳を生産する
2.牛乳生産量を増加させる
 1)ダニ媒介性疾病による子牛の損耗が減少する
 2)牛群管理技術が改善され生産性が向上する

活動

1-1.外来種に適した衛生的搾乳方法の指導
1-2.3か月ごとの潜在性乳房炎の早期発見指導・治療
2-1.3か月ごとの農家ごとの効果的殺ダニ剤の選択と適切な使用の指導
2-2.3か月ごとの牛群栄養・繁殖状況の評価と指導に基づく改善

本プロジェクトの特徴

現地の酪農家・企業組合・研究機関・政府機関の相互協力体制の構築と、教育・ジェンダーへの配慮が挙げられる

  • 現地政府と地域企業組合等による協力
    ウガンダ農務省長の協力の下、酪農組合連合会(UCCCU)による事業推進、酪農開発事務所(DDA)による研修・乳質モニタリングが行われる
  • 日本とウガンダとの学術・教育的交流
    現地のマケレレ大学教員による技術支援、マケレレ大学からの実習生受け入れ、本学大学院生・学部生のインターンを実施する
  • 日本企業による協力
    日本への研修生を受け入れ、日本の制度や技術に関する研修と、工場見学を行う
  • ジェンダー
    女性酪農家の研修への積極的な参加を促している。

そのほか、日本の企業と酪農組合組織などの協力により、日本の制度や技術に関する研修を実施する。

協力機関

ウガンダ
  • 農務省:Ministry of Agriculture, Animal Industry and Fisheries
  • マケレレ大学:Makerere University
  • ムバララ県獣医事務所:Mbarara District Veterinary Office (DVO)
  • 酪農組合連合会:Uganda Crane Creameries Cooperative Union (UCCCU)
  • 酪農開発事務所:Dairy Development Authority (DDA)
  • ILRI:International Livestock Research Institute
日本
  • NOSAI北海道
  • 雪印メグミルク株式会社
  • 酪農学園大学動物病院
  • 江別ミルキーレディース

派遣メンバー

  • 蒔田 浩平(獣医学類 准教授、獣医疫学ユニット): プロジェクトリーダー
  • 中尾 敏彦(特任教授): 栄養・繁殖管理
  • 岡村 郁夫(特任研究員): 現地駐在専門家(2016年10月~2017年10月)
  • 茅野 大志(獣医師): 現地駐在専門家(2017年10月~2018年3月)
  • 安斎 雅彦(獣医師): 現地駐在専門家(2018年3月~2019年9月)
  • 村田 亮 (獣医学類講師、獣医細菌学ユニット):搾乳衛生
  • 村松 康和(獣医学類 教授、人獣共通感染症学ユニット):搾乳衛生・ダニ対策
  • 内田 玲麻(獣医学類 助教、人獣共通感染症学ユニット):ダニ対策
  • 中辻 浩喜(循環農学類 教授、家畜栄養学研究室):栄養・繁殖管理
  • 三山 豪士(獣医学群大学院生、獣医疫学ユニット):研修生受け入れ、搾乳指導